作品の保存形式を新しくし、1,000コマ級の実測で「開く」が約20秒→約3秒、保存が約30秒→約2秒になりました。ファイルの大きさも3割ほど小さくなります。旧形式の作品は、この版で一度保存すると次の「開く」から速くなります。
1. 開く・保存が桁違いに
- 作品を開くのが速くなりました(1,000コマ級の実測で約20秒→約3秒)。この版で一度保存した作品から効きます。 技術メモ: これまでの形式は、開くたびに巨大なテキスト(JSON)を丸ごと読み解く必要がありました。新形式はコマの画素をレイヤー単位の圧縮の塊のままファイルに置き、開くときは塊を省メモリの控えとしてそのまま受け取るだけです(読み解きも展開もしません)。表示に必要なコマだけ、その場で起こします。
- 保存も約30秒→1〜2秒になり、ファイルは3割ほど小さくなりました。 技術メモ: 眠っている(圧縮済みの)コマはそのまま書き写し、編集中のコマだけ圧縮し直します。画素を文字にする変換(base64)をやめたぶん、ファイルも小さくなりました。全コマ共通のレイヤー(📌)は、これまでコマの数だけ書かれていたのが1回だけになります。
2. 安全の仕組みは1手も弱めていません
- 「書けたものを読み戻して確かめてから保存完了」の仕組みはそのままです。検査はむしろ強く・速くなりました。 技術メモ: 新形式では塊ごとの検査値(CRC32)をファイル自身が持ち、保存後の検証で全塊を走査します。従来と同じ強度の検査が約7倍速く終わります。わざとファイルを壊して検査がちゃんと失敗することも、自動テストで固定しています。
- 省メモリ状態の作品を書き出したとき、まれに白紙のコマが混ざることがあった不具合を直しました。 技術メモ: 書き出しの前に全コマを起こす手順にしました。以前の版から潜んでいた不具合で、新形式の作業中に見つけて塞ぎました。
- 設定ファイルの保存も壊れにくくなりました。 技術メモ: 仮ファイルに書いてから置き換える手順にし、万一壊れていたときは控えから自動で復旧します。
3. 旧形式とのつきあい方
- 以前の版の人にファイルを渡すときは、保存先を選ぶ画面の「以前のバージョン(v1.5系)でも開ける形式で保存する」にチェックを入れてください。 技術メモ: 選択は保存先ごとに記憶され、アプリを再起動しても保たれます。その保存先には次からも同じ形式で保存されます。
- この版から前の版に戻すと、オートセーブの控えも読めなくなります。戻す予定がある場合はご注意ください。
※ ⚠ この版で保存した作品は、v1.5系以前のメモアニマでは開けません(開こうとすると「このファイルは新しいバージョン(v6)で作られています」と案内が出ます)。以前の版の人にファイルを渡すときは、保存先を選ぶ画面の「以前のバージョン(v1.5系)でも開ける形式で保存する」にチェックを入れてください。これまでの作品(旧形式)は今までどおり全部開けます——開くだけならファイルは書き換わりません。